SUPER GT 2019 Round.2 Fuji 500km Day2

 朝から初日と変わらない快晴で迎えた決勝日。このままの天候でいて欲しいと誰しもが思ったが、富士の頂きは試練を課すかのようにスタート時刻になると雨粒を落としてきてしまう。
 結局開幕戦と同じく、ウェットタイヤ&SCスタートとなった第2戦。
 しかし、開幕戦ほどまでは雨足は強くなく、2周ほどでレーススタートとなった。それでも水しぶきは上がるほど路面は濡れており、8番手スタートを務める平手はセクター3を登る段階でもタイヤの発動に苦しみ、前に距離を開けられる形でスタートする。
一周して返ってくる頃には大きくポジションを落としてしまうが、発動し始めると昨年を彷彿させる毎周のオーバーテイクですぐに順位を戻す。

 しかし、ここで雨量がさらに多くなり、再度SC走行となってしまう。隊列を整える中でもスピン車両が出てしまうほど雨足が強くなってしまいここで赤旗中断となり、開幕戦の嫌な雰囲気がよぎる。

 だが、時間が経過すると雨足が落ち着き始めレースは無事再開。
 ここで3号車はスタート時と同じく、順位を大きく落としてしまうが、タイヤが発動するとまた順位を戻すという同じ展開。天候に関しては同じとならず、これ以上雨が降ることはなく路面は乾いていく状況になり、500クラスで最初にルーティンのピットインする事を判断、スリックタイヤでコースに戻る。
 この作戦は正解で、他の車両がピットインしていく中、いち早くペースアップし、乾いてきた路面は狭い故にスピンしてしまう車両もある中、マコヴィッキ選手は堅実に走行を重ね、気づくと三位まで浮上。

 しかし、早めにピットインした分ペースダウンするのも早く、規定周回数をクリアするまで残り数周の間に前とのギャップは広げられてしまう。
 再度平手に交代し、タイヤが温まってきた直後のペースは良かったものの、気温と路面温度がさらに下がり始め、後続車両にみるみる詰められる苦しい展開となる。抑え切ることは叶わず6位まで後退し、そのままフィニッシュとなった。

 その2スティントを走った直後ではあるが、平手がコメントを届けてくれた。
 『スタートから天候に翻弄される展開となり、ウェット路面の冷えてる段階では選んだタイヤの特性もあり、スタート、リスタート直後共に大きくポジションを落としてしまい、発動すれば高い戦闘力を発揮できてはいましたが、スリックタイヤでは厳しいレースとなってしまいました。色んな条件、要素はあったと思いますが、この結果は素直に今の実力を表していると思います。その中で、一発の速さが出せたのは今シーズンステップバイステップで取り組んでいることが間違っていないと確認できましたし、決勝での強さというまだまだ前進できる課題も見つける事ができました。この難しい環境の中、粘り強く走れたのは雨や気温の低下という大変な中応援してくれたファンの皆さんがあったからです。ありがとうございました。課題を次戦までにチームでしっかり対策し臨みたいと思います。次戦も僕たちB-MAX Racing CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rをよろしくお願いします』

2019年05月04日